ソムリエが本当に買うコスパワイン5本【2026年版】

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「コスパの良いワインを教えてください」

ソムリエという仕事をしていると、これが一番多い質問だ。答えるたびに少し複雑な気持ちになる。なぜなら、コスパは人によって違うから。

ただ今回は割り切って、私が自腹で買い続けているワインを5本だけ紹介する。仕事抜き、忖度なし。本当に「また買おう」と思っているものだけだ。

コスパの定義について

価格帯は1本1,200円〜2,200円を基準にした。高すぎず、かといって「安酒」でもない。毎週買える価格で、食卓が少し豊かになる。そのゾーンを狙っている。

1本目:ウンドラーガ カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ)

価格:約1,200円 / フルボディ赤

チリのコスパ番長といえばここ。ブラックカラント、スパイス、タンニンのバランスが教科書的に整っている。これが1,200円で買えることに、毎回少し驚く。

肉料理全般、特にハンバーグや煮込み料理との相性が抜群だ。「赤ワインって渋くて苦手」という人に最初に渡したいボトルでもある。

2本目:ルイ・ジャド マコン・ヴィラージュ(フランス・ブルゴーニュ)

価格:約2,200円 / 白・辛口

ブルゴーニュのシャルドネをこの価格で。バターっぽいリッチさの中に、きりっとした酸味。白身魚のソテーやクリームパスタと合わせると、一気に食卓のレベルが上がる。ワインを知っている友人への手土産にも使える1本だ。

3本目:タスカ・ダルメリータ レガーレ・ロッソ(イタリア・シチリア)

価格:約1,500円 / ミディアムボディ赤

シチリアのネロ・ダーヴォラ主体。濃いルビー色で、チェリーとスパイスの香り。タンニンは穏やかで飲みやすく、週の真ん中に気軽に開けるのにちょうど良い。ピザやトマト系パスタとの相性は言わずもがな。

4本目:エラスリス エステート・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ)

価格:約1,500円 / 白・辛口

グレープフルーツ、青りんご、草の香り。夏に冷やして飲むと格別だ。カキやエビなどの魚介類と合わせると止まらなくなる。このリーズナブルさで食卓が変わるなら、それで十分だと思っている。

5本目:コノスル ビシクレタ・レゼルバ ピノ・ノワール(チリ)

価格:約1,200円 / 軽〜ミディアムボディ赤

「ピノ・ノワールは高い」という常識を壊してくれる1本。イチゴやチェリーの果実感と滑らかな口当たりは本物だ。サーモンのムニエル、鴨のロースト、チーズなど守備範囲が広い。1,200円でこれが飲めるなら、文句のつけようがない。

買う場所について

どれもオンラインのワイン専門店で手に入る。私がよく使うのは京橋ワインワインショップソムリエだ。まとめ買いするなら京橋ワイン(1万円以上で送料無料)、単品で試したいならワインショップソムリエが使いやすい。

まとめ

ワイン産地価格タイプ
ウンドラーガ カベルネチリ約1,200円赤・フル
ルイ・ジャド マコンフランス約2,200円白・辛口
タスカ・ダルメリータイタリア約1,500円赤・ミディアム
エラスリス ソーヴィニヨン・ブランチリ約1,500円白・辛口
コノスル ピノ・ノワールチリ約1,200円赤・軽め

高くなくていい。毎日飲める価格のワインが、一番生活を豊かにする。

文・上西翔大(ソムリエ)

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